アメリカの歯医者-Endodontics-で根幹治療 【Root Canal Treatment】を初体験!
日本での治療の続きのために、初めてアメリカの歯医者に行ってきました。日本の歯医者さんで「Endodonticsに行ってね」と言われ、アメリカに来てまだ1か月の私は良くわからないままそこに行くことになりました。今回の治療の流れや日本とアメリカの歯医者の違いをお伝えします。
2018年8月7日に追記しました。
日本とアメリカの歯医者の違い
日本の歯医者はひとつの歯科医院でほとんどの治療を終わらせることができて便利ですよね。それが世界共通だと思っていました。
ところが、アメリカの歯医者は一般歯科と5種類の専門歯科に分かれいます。専門歯科はスペシャリストと言って、質の高い治療を受けることができます。
今回私が治療したのは専門歯科のひとつ、EndodonticsでRoot Canal Treatment
という歯の根幹治療をうけに行ってきました。
電話で予約
電話予約時に、治療する歯の番号を聞かれる場合とそうでない場合があるようですが、伝えておいたほうがスムーズです。 アメリカ式の歯の番号を数える方法は日本の一般的な数え方とは違い、右奥から順に1~32番で数えます。
治療当日
まずは受付に行き、長~い問診票を記入します。
問診票にはアレルギーはあるか?現在妊娠していなか?など多くの質問や同意書が合計4枚もありました。そこにチェック入れたりサインしたりで少し時間がかかります。
治療開始
はじめはレントゲン撮影です。
日本の歯科でのレントゲン撮影だと、レントゲン室に移動し、大きな機械にあごを固定され、機械の前に仁王立ちして...と大掛かりです。アメリカの場合では、治療台に座ったまま治療する部分に小さな機械を入れ、それを数秒噛むだけですぐに撮影終了しました。
その後に金額や治療法、本日の所要時間についての説明がありました。
ついに先生登場!
にこやかに男性の先生が登場!😊途中で鼻歌を歌いだしたり、終始ガムを噛んでいて陽気な先生でした!
まずは日本と同じように前かけをした後、サングラスを着用しました!
「こんなイカツイの着けるの?」と笑いそうになりましたが、いざ着けてみるとサングラスがあった方が良いことが判明。
なぜかというと・・・
水が飛んできても大丈夫ですし、治療台のライトのまぶしさが軽減されます。
何より処置中の先生と目が合って気まずくならなくて良かったです!
美容院のシャンプー時の布みたいな感じですね。
スポーツサングラスみたいな形でカッコイイですよ😂
あと根幹治療特有なのかもしれませんが、患部以外を緑のシートで覆われます。
その時の写真がなんとも言えません。笑
「治療中痛くなったら左手を挙げてください」と言われたので、ほんの少しでも痛かったらすぐに手を挙げよう!と思っていたのですが、全然痛みはありせんでした!
私の歯医者が苦手な理由は、ドリルのような機器を使用する時の大きな音と振動が頭蓋骨まで伝わる感じがとても気持ち悪いからなのですが、今回アメリカの歯医者さんのドリルは大きな振動もなく大丈夫だったんです。技術と機械が良いのでしょうね!
実際、日本よりもアメリカの方が歯科技術は良いらしいです。
最後に先生がひとこと...
「Beautiful !!」と言って終わりました。キレイになったのかな?
治療後
治療後は受付に戻り、次回の予約カード、注意事項の記載された用紙、痛み止めと炎症を抑える飲み薬をもらって終了です。
所要時間は1時間弱。
気になる金額は・・・$284でした!
もし保険の対象外だった場合は3000ドル程するそうです。
日本円で考えると30万円くらい...恐ろしいですね。
まとめ
- アメリカの歯医者は一般歯科と専門歯科に分かれている。
- 保険が適応するか必ず確認する。
- 予約時は治療する歯の番号を伝えておく。
- 専門性が高いので、かなり手際がいい。
- 一回の金額は高めだが、日本より通院回数が少ない。
- サングラスします。
英語力ゼロの私は旦那さんに治療室までついてきてもらいました。それでも日本語の通じない歯医者さんと思うだけで緊張しながらの治療でしたが、無事に終わってよかったです。今回私が行ったところは、クチコミの評価も良く、清潔でとても良い雰囲気の歯科医院でした!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。